図書館のアートコラボ、インテリアデザイン監修

港区立麻布図書館

Minatoku Azabu Public Library

エントランス壁面を見る。 大きなアート作品はアトリエにて制作され、乾燥期間を経て現場に搬入された。 曲面下地を建築工事で準備し経師の手により繊細な貼り込み作業を行った。
4階フロアの入口より書架を見る。柱上部をウコン色に彩色。L字型に彫り込んだ壁面に油彩をはめ込んで いる。床材や書架の色は油彩を構成するカラーを踏襲するインテリアとしている。
書架よりデスクスペースを見る。書架の色、床の色、壁面の色は各階の油彩に配色されたカラーにより決定している。
上階より階段を見下ろす。各階のカラースキームに追従するイロミズを階段ガラス手摺に貼り込んでいる。

公共建築におけるアートのあり方を探求し、紋切り型の建築空間と切り離された、アートと建築の関係性を払拭する。アートディレクターと理解のある行政担当者の存在により実現したプロジェクトである。麻布に所縁があるアーティスト、流麻二果氏が発案した「記憶の重なり色の重なり」をコンセプトとしたアートが建築空間と共に来訪者へ親しみを持って受け入れられるよう、空間の一部もしくは全容がアートであるかのような状況をつくりたかった。来訪者がまず目にするエントランス壁面をカーブさせ見切りのないアートウォールをつくりその色たちが各階に飛び火していくかのような考え方をアーティストと共有し各フロアーのカラースキームを行った。

First Sketch
First Sketch